宇賀神義人

2019.09.24

レッスンとは

こんにちは

事務所に所属して最初のオリエンテーションから数えてもう少しで3ヶ月が経過しようとしてます。

最近、事務所のレッスンって何だろうって思うのです。学生時代の授業とも違うし、社会人になってからの講習会とも違うと思います。一人一人に懇切丁寧に教えてくれる訳でもないと感じますが、駄目な時はダメ出しを喰らいます。

去年ボランティアエキストラで出演させて頂いたときのあるシーンで監督から「お前のせいで取り直しなんだぞ!お前のその演技でカネ貰えると思ってるのか!!」と言われた事がありました。真剣な眼差しでいなければいけないシーンだったのに、ほんの一瞬だけ笑みを浮かべたからです。

この「一瞬」には、さらに話があり、違う日の違うシーンでも怒らなければいけないシーンで「一瞬」怒り顔が消えたことがあり、監督から「お前ふざけてんじゃねえぞ!ここは重要なシーンなんだ!チェンジだ!」と言われ、役を降ろされたこともあります。

役者にとってはカットがかかるまで「一瞬」も気を許すことは許されず、その役に徹しないと役から外されることを学んだ時でもありました。

事務所のレッスンとは、これに似てると思いました。実際に現場であることを疑似体験させてくれる場かと思ったのです。

それに応えるためには、教えてもらうという姿勢ではなく、毎回が本番のつもりで準備して臨まないと意味のないものになってしまうと感じました。

通常、ボランティアエキストラでダメ出しを喰らう人なんていないと思うのですが、数多くのダメ出しを喰らった俺は他の人より目立ったけど、それだけ勉強もさせて頂きました。

これからはレッスンの受け方も考えて受けたいと思いました。

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