久米靖

2021.04.28

過ぎ去った未来② アニメ編

みなさん、おはようございます!
Cast Power Next所属の久米靖です。

先日の投稿で、SF映画やTVの世界で「すでに過ぎ去った未来」となった例を挙げました。

今回は、アニメの世界で同じようにその時代が過ぎてしまったものを見てみましょう。

■『FUTURE WAR 198X年』(1982年公開)
→198X年、米国とソ連(現・ロシア)の冷戦激化により、互いに戦略核ミサイルを打ち合う事態に発展する。
※この作品は内容が好戦的だとして労働組合の制作ボイコット運動に発展し、当時ニュースになりました。

 ■『北斗の拳』(1984年放映開始)
→199X年、世界が核の炎に包まれる(1999年を想定)。

■『1000年女王(劇場版)』(1982年公開)
→1999年、謎の遊星ラーメタルが地球に接近。「ノアの箱舟」として、関東平野そのものが宇宙へ舞い上がる。

 ■『超時空要塞マクロス』(1982年放映開始)
→1999年、超巨大戦艦が地球に墜落。
→2009年、マクロス進宙式。ゼントラーディ軍が襲来。

■『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年放映開始)
→2000年、大災害「セカンドインパクト」により、世界の人口の半数が失われる。
→2015年、使徒襲来。碇シンジがエヴァンゲリオン初号機のパイロットとなる。

■『鉄腕アトム』(1963年放映開始)
→2003年、鉄腕アトム誕生。

■『未来少年コナン』(1978年放映)
→2008年、超磁力兵器により5つの大陸が引き裂かれ、海に沈む。
※この頃、「コナン」といえば『名探偵コナン』ではなく、この『未来少年コナン』のことでした。宮崎駿氏の名作です。

■『AKIRA』(1988年公開)
→2019年東京湾上の都市「ネオ東京」が崩壊(元々、1982年に東京は崩壊)。

こうやって見ると、世紀末前後には戦争などで人類に危機が訪れるような設定の未来が多かった気がします。

『AKIRA』は2020年の「東京オリンピック」を正確に予言していたとして話題になりました。
しかし「ネオ東京」の崩壊によりオリンピックは開催されませんでした。
奇しくも、現実の2020年のオリンピックもコロナ禍により延期になってしまいましたね。

さて、次にくる現実の未来はどんなものでしょうか。

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