津山ひつじ

2025.01.20

マイペース、のんびりテンポで

 

初めまして、またはお久しぶりです!

津山ひつじです。

 

お正月から20日が経ちました。

いつものことながら、時が経つのが早くてびっくりしちゃいますね。

 

もうみなさんは、すっかり日常に戻ってますか?

日常に戻ると、日々物事の流れのテンポが早くて、気づくと息切れしていることありますよね。自分の習慣のせいか、はたまた土地柄にもよるかもしれませんが、日常の社会のテンポって、実は結構早い。調子良くこなしているつもりでも、気付かぬうちに焦ったりペースが乱れちゃったり。日々、SNSやニュースや、新しい情報を摂取し続けていると、余計にそう感じることがあります。共感する方、いるかなあ?

 

「あー、“頑張るテンポ”のまま走ってて、息切れしてきたな」って時、私は意図的にテンポを落とすような活動をしたり、外の新しい情報を一度シャットアウトしてゆっくりしたりします。いわゆるデジタルデトックスってやつかも?

 

散歩したり。読んだことある小説を丁寧に読み返したり。

 

最近ハマってるのは、百人一首。

渋いよね、うん、その感想はわかる。

でもこれが意外にいいデトックスになるのです。

 

みなさんは百人一首って、触れたことありますか?私は中学の1年生の頃に、学校の百人一首大会に向けて、頑張って覚えた思い出があります。

もう7〜8割は忘れてしまったので、ノートに、文字の練習も兼ねて丁寧に書いてまとめていると、これがなかなか趣深い。その上、この令和の時代でも、「あ、そういうのあるなぁ、わかるなぁ」と感じることが多いのです。

 

例えば!

百人一首2番めの作品。

「春過ぎて 夏来にけらし 白妙の

  衣干すてふ 天の香具山」

(訳:いつの間にか春が過ぎて夏がやってきたようですね、夏になると真っ白な衣を干すと言いますから。あの天の香具山に。)

 

持統天皇という女性天皇が詠んだ歌で、

まあざっくり要約すると「夏が来たんだなあ」でおしまい。

でも、

 ・白妙(真っ白)の衣が香具山に干されてる

  のは当時夏になるとみられる光景

 ・持統天皇は、旦那さんと自分の息子が亡くなった後を継いで天皇になり、色々制度改革したバリキャリ未亡人。

 ・香具山は当時の持統天皇の職場たる藤原京から見えていた。

なんて、経緯を知ると、

季節を感じる暇なく忙しく公務をしている有能な女性天皇が、ふと宮中から遠くを臨んだら、夏の風物詩がもう始まっているのをみて、ああ、もう春は過ぎちゃったのね、もう夏なのか、早いなあ、なんて、おもっていたのかも。

季節の移ろいに、公務のこと、国のこと、亡くなった旦那さんや息子のこと、思ってたのかな。

なんて、想像の物語が膨らんできます。

そんなイメージで、ちょっといつもと違う気持ちが動いたりすると、

いつの間にやら、私自身のテンポも、呼吸が楽なゆとりあるテンポにもどっているのです。

 

百人一首、全部書き写す頃には

自分のテンポでどこまで行けているかな

ワクワクするようにそう思えると

今日も元気100倍頑張れるのです♪

 

 

そんな、徒然なるままに書いたひつじの日常でした。

みなさんも、おすすめのリラックス、デトックス方法があればぜひ教えてくださいな。

 

休み明けで息切れする時期。

のんびり頑張りましょ!

 

今日は歌を詠んでおしまいにしましょう。

 

温故知新 幾千年に 背を押され

 止まらぬ歩み 誰ぞ支えむ

 

 

それでは!

  

 

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津山ひつじってどんな人?

 俳優。普段は舞台やテレビで活動中!

 目標は映画や歌でみんなの心を揺する体験を届けること

 誰かの明日の「楽しみだなあ」になりたい。

 

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