岩本和敏

2022.12.31

劇団鉄骨ボレロ第10回公演「ダイナマイトフィーバー・メランコリックランデブー」

2022年ももうすぐ終わります。

 

今年10月に行われた、劇団鉄骨ボレロ第10回公演「ダイナマイトフィーバー・メランコリックランデブー」について書こうと思います。

 

鉄骨ボレロのお世話になったのは今回で2回目です。

前回以上により「劇団として興行を成り立たせるというのはどういうことなのか」を肌で実感させていただいたように思っています。

 

本公演は、本来であれば8月に行われる予定でした。

なんとか10月に延期公演を行うことができましたが、主催の渡邉晋さん、劇団員の清水大貴さんのご苦労は相当のものであったろうと思っています。

しかし、延期に際しては、演者の変更などもなく、「延期前よりもブラッシュアップさせよう」という前向きな空気が、稽古場にはあったように思います。

無事に公演を果たせましたこと、感謝致します。

 

今回の公演は10回目という節目でした。

特別ゲストとして、かつて鉄骨ボレロの団員だった新野寿光さんが出演されました。

鉄骨ボレロらしい、非常にパワーのある演技をされる方で、稽古場では明るくさりげなく周囲に気を配っておられる姿が印象的でした。

共演できたことを光栄に思います。

 

最終日のカーテンコールでは、渡邉さんと清水さんの感情が溢れ出る場面がありました。

10回という歴史を積み重ねるというのは、どういうことなのだろう。

お二人の姿を見ながら、そんなことに思いを馳せていました。

 

10回という歴史を積み重ねてこられた、劇団の方々、スタッフの方々、観客の方々に、改めて尊敬の念ともに、感謝申し上げたいと思います。

 

ありがとうございました。

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