磯部典孝
2025.01.04
同期とアニキとの出会い
あけまして
おめでとうございます
今年も、よろしくお願いします
磯部典孝です。
もう既に、以前のブログでもお話ししましたが、大学卒業後は東京のホテルチェーンに就職しました。
人生の中でも、明確に同期と言えるのは、やはり新卒で一斉に同じスタートを切ったこの仲間達です。
そして、私が60歳手前で新たに芸能界に挑戦するということで、同期のグループLINEでも応援をしてくれています。
37年に渡るお付き合い、ありがたいしこれからも大切にしたい仲間です。
そして、ホテルでの思い出を語る際に、忘れられないのは、アニキの存在。
その人は、実は正社員ではなく、バーテンダーの契約社員。
もちろんバーには正社員も、責任者として働いているのですが、新入社員の自分から見ても、明らかに(正社員さん、ごめんなさい)その契約社員さんが、バーを回している。
仕事に厳しく、お客様に優しく、ルックスもイケメン。
私は、当時レストランとバーのキャッシャーをしていたのですが、色々とご指導いただきました。
その上、一人暮らしの私を気にしてくれて、時々ご自宅に招いて食事を振る舞って頂きました。
また、奥様も五十嵐淳子さん似の美人。
仕事だけでなくプライベートまでも、全てが憧れで、まさしく自分にとって「アニキ」であり、その後の生き方の指針になったと言っても過言ではありません。
転職後もお付き合いは続き、結婚式にもご出席頂きました。
ただ…、
40代半ばで、前立腺ガンに罹患。
闘病中もお会いした際に、私の夢を聞いてくれ、
「今、失業中だから、病気を直して、磯部に雇ってもらわなきゃな。」と、笑ってくれました。
そしてその1年後、帰らぬ人となりました。
40代半ば、きっとまだまだやりたいことがあったと思います。
そのアニキへのご供養は、自分が悔いなくアニキの分まで人生を楽しみ尽くすこと。
そんなことを、人生の節目節目で考えています。