久米靖
2021.04.10
過ぎ去った未来① SF映画編
みなさん、おはようございます!
Cast Power Next所属の久米靖です。
先日、「鉄腕アトム」が18歳になったという話をしました。
このように、SFの中でかつては「未来」だったのに、現実の年月が経過して、ついにはその年を過ぎるということがあります。
年を重ねている人ほど、その経験は多いですよね。
SF映画やTVの世界で「すでに過ぎ去った未来」の例をいくつか挙げてみましょう。
■『ニューヨーク1997』(1981年公開)
→1988年、マンハッタンは壁で覆われて巨大な刑務所になった。
■『猿の惑星・制服』(1972年公開/旧・「猿の惑星」シリーズの第4作)
→1991年、猿のリーダー「シーザー」が、地球が「猿の惑星」になったことを宣言。
■『スペース1999』(TV・1974年放映)
→1999年、月が地球の衛星軌道を外れ、果てしない宇宙の果てに突き進む。
■『エスケープ・フロム・LA』(1996年公開/「ニューヨーク1997」の続編)
→2000年、ロサンゼルスが大地震によって壊滅。
■『ロボコップ』(1982年公開)
→2010年、デトロイト市警の警官・マーフィがロボット警察官「ロボコップ」として甦る。
■『ブレードランナー』(1984年公開)
→2001年、人造人間「レプリカント」が開発される。
→2019年、「レプリカント」が反乱を起こす。
■『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part2』(1989年公開 ※時代設定は1985年)
→1985年からマーティがやってくる未来は2015年だった。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』三部作は、今でも時々TVでも放映される不朽の名作ですね。
ボクは映画の公開時にリアルタイムで観た世代で、Part2で描かれた未来・2015年にも「なるほど!」と納得したものでした。
その当時、2015年はまだ30年近く先の「近未来」でしたから。
しかし今20~30代の方々の中には、この「Part2」をすでに現実の2015年が過ぎ去った後に観られた方も多いのではないでしょうか。
初めて観る映画の中の「未来」は、すでに現実には過去のもの。それを観た時、どんな感想を持ったのか気になります。
映画の中で描かれていた未来のものの中には、現実になったものも未だ実現していないものもあります。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part2』で描かれた未来も多くは実現していません。
ただ、正確に未来を予見していたとして話題になったのが、ストーリーの中でドナルド・トランプをモデルにしたビフ。
彼は暴虐の限りを尽くしていましたが、現実の世界ではトランプは大統領になりました。
さて、Castl Power Nextはミライグループの一つ。
ボクたちにも、明るい未来が来ますように。
写真は、渋谷にある「ペッパーパーラー」へ行った時のもの。
ペッパー君がウジャウジャいて、近未来を感じられる空間でした。
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